どうもこんにちは、みみみ(@mimimi9607)です。
さて今回は2020秋アニメの一つ。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ』をレビューしていきたいと思います。
それでは、いってみましょう!
PV・作品情報
迷宮都市オラリオの中心に座するダンジョン――
ストーリー | TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第3期 公式サイト より引用
数多の怪物が産み落とされるこの大穴は、
未だ人類が想像し得ない『未知』を無数に孕んでいる。
女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルが
【ヘスティア・ファミリア】を結成し、はや数ヶ月。
幾人かの友を加え、彼らのファミリアは
急速に成長の途を辿り、都市の注目を集めていた。
突如彼らのもとに舞い込んできた『未知』――
それは、異端児と呼ばれる
言葉を解する怪物だった。
『未知』は混乱を誘いざない、
常識をも破壊し苦悩と葛藤を喚び起こす。
その先にある『可能性』を覆い隠してしまうほどに……
激動のオラリオで、ベルに決断の時が迫る――
これは、少年が歩み、女神が記す、
――【眷族の物語】――
©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち3製作委員会
◎スタッフ
原作:大森藤ノ(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
キャラクター原案:ヤスダスズヒト
監督:橘 秀樹
シリーズ構成:白根秀樹
アニメ制作:J.C.STAFF
◎キャスト
ベル・クラネル:松岡禎丞
ヘスティア:水瀬いのり
リリルカ・アーデ:内田真礼
ヴェルフ・クロッゾ:細谷佳正
ヤマト・命:赤﨑千夏
サンジョウノ・春姫:千菅春香
リュー・リオン:早見沙織
アイズ・ヴァレンシュタイン:大西沙織
ウィーネ:日高里菜
OP・ED
OP「over and over」井口裕香
作詞・作曲:御恵明希(シド)
歌:井口裕香
ED「Evergreen」sajou no hana
作詞・作曲:渡辺翔
歌:sajou no hana
レビュー・感想
それでは、いくつかのテーマに分けてレビューしていきます。
重めのテーマで描かれる『英雄譚』
これまでも何かと重めのテーマを持ち出してきていたダンまちですが、今回はホントに重かったですね…。
多くの人々を苦しめてきた魔物たち。
そんな魔物が心をもち言葉を交わす事ができたら?
今までと大きく違ったのは、ベル達ヘスティア・ファミリアが他のファミリア達と完全に敵対ポジションとなってしまっていた部分。
(正確にはベルのことを信じてくれている人を除いて)
皆の信頼を捨ててまで自分にとって大事な者を守るのか、それとも。。。という、英雄のあり方についての問いかけが印象的だった第三期。
その悩みに対し第8話ラスト、フェルズがベルに放った「愚者であれ、ベル・クラネル」という一連の台詞、めちゃんこに大好きです。
自分にとっての正義を何があっても貫き通す愚者こそが英雄になる資格がある、という言葉は確実に救いになったでしょう。
過去二作にはなかった角度からの『英雄とは』という問いかけによるベルの精神的成長を描いた壮大な物語。
それが第三期の立ち位置ですかね。
今後再戦するであろう好敵手、アステリオスの存在
割と序盤から名前だけ出ていたアステリオスでしたが最後の最後でついに登場。
圧倒的な強さを誇るミノタウロスの異端者。
その正体は第一期にてベルが初めての『冒険』をしたあのミノタウロスの生まれ変わり。
彼はベルとの戦いを、前世の記憶を何度も夢に見ていて、あの時の再戦をずっと望んでいた。
そんな彼の願いに応えたベルだったが、アステリオスとの全力の戦いに敗れ、再び「強くなりたい」とベルが強く決意し第三期は幕を閉じました。
まず間違いなく彼とはいつか再開し、そして再び刃を交えるでしょう。
ミノタウロスという存在は何かと因縁のあるベルですが、好敵手アステリオスの存在は今後どう活かされていくんでしょうか。
アステリオスの今後が非常に楽しみです。
ファミリアというよりベルの物語
今回はベルが単独行動する場面が多く、今まで以上にベルを中心に話が進んでいたため、充分絡んではいますがヘスティア様含め全体的にサブキャラ状態になっていました。
個人的には物語として面白ければそれでも良しですが、気になる人は気になりそう。
まとめ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ』PV より引用
©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち3製作委員
オススメ度:★★★★☆
正直めちゃくちゃに面白かったです。
というかシリーズ内で一番好きな話かもしれません、ホントに。
原作勢によるとかなりの駆け足ペースだったそうですが、初見でも普通に楽しめましたしかなり上手くまとめていたのではないでしょうか。
今までも楽しめていたのなら間違いなく楽しめる内容でしたし、文句のない見事な出来でした。
唯一気になったところがあるとすれば作画の不安定さですかね。
二期でもそうでしたが、見せ場となる戦闘シーンに全力を注ぐ代わりに日常シーン等では少し不安定な部分がありました。
とはいえ大きく崩れていた訳ではないので、気になるほどではなかったです。
既にOVAは決定していますが、ぜひとも四期の発表もお願いしたいところです!

それでは皆さん
よきアニメライフを~~!
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