【アニメレビュー】『神様になった日』12話では尺足らずな物語【感想・評価】

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どうもこんにちは、みみみ(@mimimi9607)です。

さて今回は2020秋アニメの一つ。
麻枝 准×P.A.WORKSによる完全新作オリジナルアニメ『神様になった日』をレビューしていきたいと思います。

それでは、いってみましょう!

ネタバレ配慮なしです、ご注意ください

PV・作品情報

TVアニメ「神様になった日」第1弾アニメPV

彼女が神様になった日、
世界は終焉へと動き出した――

高校最後の夏休み、
大学受験を控えた日々を送る成神 陽太の目の前に、
ある日突然「全知の神」を自称する少女・ひなが現れる。

「30日後にこの世界は終わる」

そう告げるひなに困惑する陽太だったが、
神のような予知能力を目の当たりにし、
その力が本物だと確信する。

超常的な力とは裏腹に天真爛漫であどけないひなは、
なぜか陽太の家に居候することが決まり、
2人は共同生活を送ることになる。

「世界の終わり」に向けて、騒がしいひと夏が始まる。

STORY | TVアニメ「神様になった日」公式サイト より引用
©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

◎スタッフ
原作・脚本:麻枝 准(VISUAL ARTS/Key)
キャラクター原案:Na-Ga(VISUAL ARTS/Key)
監督:浅井義之
音楽:MANYO・麻枝 准
アニメ制作:P.A.WORKS


◎キャスト
ひな:佐倉綾音
成神陽太:花江夏樹
伊座並杏子:石川由依
国宝阿修羅:木村良平
成神 空:桑原由気
神宮司ひかり:照井春佳
天願賀子:嶋村 侑
成神時子:柚木涼香
成神大地:新垣樽助
鈴木央人:重松千晴
CEO:井上喜久子
尾熊雷太:松田健一郎

©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project
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OP・ED

OP「君という神話」麻枝 准×やなぎなぎ

作詞・作曲:麻枝 准
編曲:MANYO
歌:やなぎなぎ

ED「Goodbye Seven Seas」麻枝 准×やなぎなぎ

作詞・作曲:麻枝 准
編曲:MANYO
歌:やなぎなぎ

レビュー・感想

まず結論から言うと、あまり面白くなかったというのが正直な感想。
タイプとしては締めに向かうにつれてダメになっていった作品でした。

ではなぜそう感じてしまったのか。
いくつかのテーマに分けてレビューしていきます。

本作における「面白さ」とは

そもそもこの作品における「面白さ」って何でしょう。

笑い?ワクワク?
違いますよね?

視聴者が本作に求めていたのは、まず間違いなく「泣き」でした。
そもそも泣き作品として売り出されているのですから当然です。
実際私は最終的に泣けるのかどうかで評価が決まると思いながら観ていました。

序盤に多く挟まれていたコメディも
細かく挟まれていたシリアス回も
全てはラストで大きな意味を持つのだろうと。

それがまさかの終盤になってからようやく本格的に絡んできた鈴木くんありきの展開へ進み、友人たちの人間性を理解しきれないまま締める展開。
このラストで泣けたかと言われると正直イマイチな出来で、モヤモヤしたまま最終回を迎えてしまいました。

なので最終的な評価としては「面白くなかった」です。

不満点の全ては尺不足によるもの

確かにウルッとくるポイントは何度かありましたが、演出だけで泣かされた部分が多かったというのが正直なところ。
本作がそうなってしまった理由を挙げていくと

  • コメディ色が強すぎて入り込めなかった
  • 陽太達の行動に共感できない
  • 黒幕組織の謎が残りまくりで放置でモヤモヤ etc…

とにかく沢山出てきますし、どれもこれも泣き作品において深刻な問題ばかり。

とはいえ同じ題材でノベルゲーを作ったとしたら普通に名作クラスの仕上がりになってたんじゃないかと思ってます、ホントに。
それぐらいキャラの魅力や世界観、一つ一つの物語と、全て質は高かったんです。

それなのにダメだった理由はもうとにかく尺不足、これに尽きます。
そもそも全12話のアニメに適していない構成なんですよ。


7話の映画撮影以降ラストに向け展開し始めますが、主な問題を抱えているのはここよりも前の部分。
ひなとの出会い回、ラーメン回、麻雀回、伊座並さん家族回、お祭り回。
これらの序盤パートで描きたかったのは、ひなと陽太を取り囲む友人たちとの出会いや友情、絆です。
ラストの展開を考えると、特にひなとの関係を深くするために機能すべきパートなんですが、ここで大問題。
友人1人あたりほぼ1話分しかメイン回が無いんです。

これの何がいけないって、この友人たちの人柄だったり築いた友情がほぼ無いに等しいくらい薄っぺらいものになってしまってるんですよね。
そのせいで、終盤に友人たちが「ひなのために」「陽太のために」と行動する事にどうにも違和感を感じてしまい物語に入り込めない
つまりせっかくの泣き演出も心に響かず、泣けない。


もし何か大きな問題を乗り越えたり、かけがえのない仲間だと感じられるようなエピソードを複数絡めつつエンディングへ向かうことが出来たのなら終盤の印象はガラリと変わっていたでしょう。
勿論、駆け足気味だった終盤も修正しつつで。
せめて24話あったらもう少しやりようもあったんじゃないかなと。

理想は長編ノベルゲームなんですけども。

まとめ

TVアニメ「神様になった日」第1弾アニメPV より引用
©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

オススメ度:★★☆☆☆

あ~~勿体ないな~~~っていう作品の典型。

尺さえあれば少なくとも良作以上にはなっていたし、味付け次第では化けていた可能性もあったでしょう。
正直アニメ脚本と麻枝准さんとの相性が良くないと思わざるを得ないですね。
彼の才能は長編でこそ光るものだと思うので、次作はノベルゲームもしくは2クール以上のアニメで楽しみたい。

麻枝准さんの描く世界観が再び観られるのを楽しみに待ってます。

それでは皆さん
よきアニメライフを~~!

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